祝! 日本の手漉(てすき)和紙技術 無形文化遺産

日本の手漉(てすき)和紙技術が無形文化遺産に登録されました。
うれしいことです。
登録の対象は国の重要無形文化財に指定されている細川紙(埼玉県)本美濃紙(岐阜県)石州半紙(島根県)です。いずれもクワ科の楮(こうぞ)の繊維だけを原料に手漉きの伝統的製法を伝えているものです。
秋田県横手市の十文字和紙も佐々木清男さんが昔ながらの手堅いやり方で伝統を今に引き継いでいます。原料の楮も総て自家調達。先般11月17日に和紙に興味のある多くの方々の協力を得て、楮刈りを終えました。今年の楮は量・質とも上々です。感謝 感謝。
これから来年3月までこの材料の仕込み、紙漉作業が行われます。今年も良い紙がたくさん出来ますように。

   今一度手漉き和紙の作業工程をご覧ください。 和紙のはなしに掲載しています。